繊細さん。
先日のブログにちょっと書いた
『いろんなことを相談していただける場になった!』
ことについて、今日はちょっと踏み込んで書いてみようかと思います。
そして、めずらしく長文です。
最近よく耳にするタイトルの言葉。
あ、ちなみに私は正反対の鈍感さん。笑
めっちゃイヤなことがあっても寝れば忘れるし、大概のことは『まーいっか』と『めんどくさい』で片付けます。
でも、我が娘はほんとにど真ん中の繊細さん。
我が子ながら、全く理解できず、共感してあげられることもできず、何なら変わることを強要していました。
発達障害を疑っていろいろ調べて行くうちに、それが性格なんだと知りました。
ドンピシャでした。娘の取扱説明書でした。目から鱗でした。
今娘は中2で、学校には行きますが、教室には入れません。
頭痛、発熱、鼻血、口内炎などなど、身体に異変が起こるので、一時期は学校も休ませていました。
不登校って、いじめや対人関係や勉強だけが原因なんじゃなくて、『感覚』も原因になることを初めて知りました。
たとえば音。
万人が不快な音とされる、黒板を引っ掻く音。
娘は同じレベルで、集団の中のザワザワやスプーンが皿に当たる音などが苦手です。
たとえば匂い。
柔軟剤や香水や体臭や消臭剤。
合わさった匂いはもっと苦痛です。
たとえば見えるもの。
感情を読み取るのが得意なので、先生やクラスメイトの顔色が変わっていくのがわかってします。そして、それに気付けない周りの人たちにストレスを感じます。
シックスセンスってやつですかね。
あとは、自然や動物や芸術が好きだったり、大好きな友達と遊んだり、家族旅行などに行って楽しんでも、次の日ライフゼロになってたり、、、
っていう人が、5人に1人はいる事実!
衝撃でしたねぇ。
前置きが長くなりましたが、、、
そんなことがあって、私の狭い狭い視野はものすごく広がりました。
お客様と話す中で、娘と似てるなぁと思う方が結構な割合でいらっしゃいます。
それはご本人であったり、お子様の話であったり。
そして、察するに、ご自分やお子様が『繊細さん』であることを知らない方の方が多いです。
以前の自分を見ているようで、あぁしんどいだろうなぁ。と思います。
娘は、自分がそんな性格だと知ってからは、自分を認めてあげることができるようになりました。
私も、娘のことを認めてあげられるようになりました。
身体のしんどさは、メンタルのしんどさからきている場合があります。
だから、お手入れ中に悩みを打ち明けてくださると、とても嬉しいです。
話すことでラクになれたり、知らなかった自分を知れたり。
どうか、そのままのご自分を、そのままのお子様を受け入れてあげてほしいと思います。
そして、無理なことから是非逃げてください。ダッシュで笑。
立ち向かうとダメージが大きいので。
このブログを読んでくださった方が、少しでも笑って日々を送れることを願っています。
0コメント